日本に暮らす心構え

とは言え、未だに体育館で寝泊りする人がいるもの事実です。そういう人は自宅が倒壊したか、倒壊しそうな場合だと思いますが、そういう家に住んでいるというリスクを承知していないのでしょうか?
建て替えや住み替えが無理だとしても、せめて倒壊したときの当面の住居を確保しておくべきでしょう。親戚宅でも、お金をためてホテル暮らしでも。体育館暮らしが1週間も耐えられない事くらい想像すれば判るでしょう。
問題の本質は「まさか自分の住んでいるところで、こんな大地震が起きるとは思わなかった」という思い込みでしょう。そんなはずはありません!
幾ら長生きのおばあちゃんか知りませんが、人間の一生なんて長い地球の歴史からすればほんの一瞬の出来事です。その間大地震を経験しなかったからといって、そういう土地だという根拠は何処にもありません。また「ここの活断層がこうずれて…」等という学者の想定だって、実際にはその通りにはなりません。
ようは日本であれば何処に住んでいようと震度7クラスの地震がいつ起きてもおかしくないと考えるべきです。